出典:西日本新聞より引用
長崎県の離島・大島にある大崎高校が高校野球秋季九州大会に優勝しました。
これで、来春、2021年の春の甲子園・選抜高校野球の出場は確実。
大崎高校は春夏通じて甲子園初出場となります。
その大崎高校ですが、清水央彦(しみず あきひこ)監督の手腕が高く評価されています。
大崎高校は、そんなに強い学校ではなく、数年前に清水監督が大崎高校に来た時には部員が5人しかおらず、廃部寸前。
そんな状況から、わずか数年でチームを強くし、九州大会優勝まで達成したのです。
今回は、そんな偉業をやってのけた大崎高校の清水監督の過去の経歴等を詳しく書いてみます。
長崎・大崎高校の清水央彦監督の経歴・プロフィール
清水央彦の経歴・プロフィール
生年月日 1971年2月23日
年齢 49歳(2020年11月現在)
出身 長崎県佐世保市
長崎・佐世保商業高校→日本大学
指導者経歴 長崎・清峰高校(北松南高校)→長崎・佐世保実業高校→長崎・大崎高校(2017年秋~2018年春:外部コーチ、2018年春~現在:監督)
長崎・大崎高校の清水央彦監督の清峰高校・佐世保実業高校での実績
清峰高校(北松南高校から2003年に校名変更)
2001年から就任。
2005年(平成17年)夏、2006年(平成18年)春、2006年(平成18年)夏、2008年(平成20年)夏の甲子園に出場。
2005年夏
1回戦 清峰 ○4-2● 愛工大名電(愛知)
2回戦 清峰 ○9-4● 済美(愛媛)
3回戦 清峰 ●1-4○ 大阪桐蔭(大阪)
2006年春
1回戦 清峰 ○11-2● 岡山東商業(岡山)
2回戦 清峰 ○3-2● 東海大相模(神奈川)
準々決勝 清峰 ○4-0● 日本文理(新潟)
準決勝 清峰 ○6-0● PL学園(大阪)
決勝 清峰 ●0-21○ 横浜(神奈川)
2006年夏
1回戦 清峰 ○22-3● 光南(福島)
2回戦 清峰 ●6-7○ 福井商業(福井)
2008年夏
1回戦 清峰 ○11-3● 白鷗大足利(栃木)
2回戦 清峰 ●4-5○ 東邦(愛知)
2009年春
1回戦 清峰 ○4-0● 日本文理(新潟)
2回戦 清峰 ○1-0● 福知山成美(京都)
準々決勝 清峰 ○8-2● 箕島(和歌山)
準決勝 清峰 ○4-1● 報徳学園(兵庫)
決勝 清峰 ○1-0● 花巻東(岩手)
しかし、清水央彦監督は優勝した2009年(平成21年)春の甲子園にはベンチに入っていませんでした。
不祥事があり、ベンチ入りは出来なかったのです。
清水監督も、悔しい思いをされたことでしょう。
けれども、優勝投手となった教え子である今村猛投手は、その年のドラフト1位で広島カープに入団しました。
佐世保実業高校
2009年夏から監督に就任。
2012年(平成24年)夏、2013年(平成25年)夏の甲子園に監督として出場。
2012年は1回戦突破し2回戦敗退、2013年は初戦敗退しています。
2012年夏
1回戦 佐世保実業 ○5-3● 札幌第一(南北海道)
2回戦 佐世保実業 ●7-12○ 宇部鴻城(山口)
2013年夏
1回戦 佐世保実業 ●0-1○ 樟南(鹿児島)
長崎・大崎高校に来てからの清水央彦監督
清水央彦監督は2017年秋に大崎高校に外部コーチとして就任しました。
そして、2018年春からは監督に。
しかし、就任当初の部員数は5人で廃部寸前でした。
そこから、2019年秋の長崎県の秋季大会に優勝(その後の九州大会は初戦敗退)。
2020年夏の長崎県独自大会優勝。
2020年長崎県の秋の秋季大会優勝。
そして、その後の九州大会に優勝しました。
また、2020年現在、野球部員のほぼ全員が寮に入り、寮やグラウンド等施設を西海市や大島町がバックアップ。
そして、全校生徒118人(うち女子33人)のうち野球部員が47人。
男子85人のうち47人が野球部ですから、半分以上が野球部なんです。
むちゃくちゃ多いですよね。
また、大崎高校は1952年(昭和27年)開校した男女共学の県立高校。
全校生徒は普通科だけの118人(うち女子33人)。
大崎高校は、そんな離島にある小さな学校。
そんな小さな高校の監督に清水監督はなりました。
まとめ
長崎県の大崎高校野球部監督である清水央彦監督について書きました。
大崎高校は来春、2021年の春の甲子園・選抜高校野球出場が確実です。
甲子園では、どれだけの活躍をしてくれるか非常に楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。