星稜 山瀬慎之助捕手をドラフトで指名する球団を予想！巨人と阪神？

星稜高校の山瀬慎之助捕手。現在行われている、夏の甲子園101回大会に出場。星稜高校ではキャプテンとしてチームをまとめ、引っ張っていく存在です。

星稜高校はエースピッチャーの奥川恭伸投手の注目が高いですが、山瀬選手も実力はピカイチ。ドラフト1位が確実視されている奥川投手ほどではありませんが、山瀬選手もドラフト候補に上がっています。

山瀬選手の最大の武器は肩が強いこと。肩の強さは捕手にとって非常に重要な要素で、鍛えようと思ってもなかなか難しいところです。それを既に持っている。これは、プロ野球の世界で生きていくにおいて心強い長所です。

現状、山瀬選手はドラフトの3位以下での指名が有力視されています。しかし、甲子園での活躍次第では評価は上がるかもしれません。

近年で言えば、楽天にドラフト1位で入団したオコエ瑠偉選手がそうでした。3年夏の甲子園で大活躍。大会前はそれほど評価は高くありませんでしたが、ドラフトは1位。山瀬選手も1位は無いかもしれませんが、2位辺りまでは来るかも・・・

そして、これは仮定の話ですが、ドラフト1位で奥川投手を獲得した球団が2位で山瀬選手を獲る。もし、星稜高校が優勝し、1位で奥川、2位で山瀬。優勝バッテリーが同じチームにとなれば、話題性は抜群でしょう。

少し、話は逸れましたが、今回は星稜高校の捕手、山瀬慎之助選手がどの球団に指名されるのか？を予想してみたいと思います。

まず、星稜高校の山瀬慎之助選手を指名しない球団を考えてみました。その球団は中日とソフトバンクと日本ハムです。それぞれの球団の捕手事情は次のようになっています。

中日

捕手の人数も8人。退団する選手がいなければ、十分な人数です。そして、何より、昨年のドラフトでは高校生の石橋を獲得しました。

石橋は1年目から1軍で出場しており、将来的には中日の正捕手になる可能性は高いです。石橋と山瀬は1歳しか年が違いません。そんな事もあり、中日は星稜の山瀬選手を獲得しないと思います。

ソフトバンク

育成選手2人を含め合計9人。人数的にも問題ないですし、年齢的にも、20歳前後の選手も多いです。星稜高校、山瀬選手の獲得はないでしょう。

日本ハム

人数も8人。年齢的にも20歳前後の捕手も多い。今年のドラフトでは、捕手の獲得の必要はないでしょう。

次に、星稜高校の山瀬選手を指名、獲得する可能性がある球団です。それは、残りの9球団、全部だと思います。

捕手、キャッチャーというポジションは代わりの効かない特殊なポジション。試合中にケガなどで交代しないといけない場合に備えて、常にベンチに控え捕手を置いておかなくてはいけません。

捕手は試合に出場するのは1人ですが、ケガなどがあった場合、他のポジションの選手を守らせることは出来ません。

内野手が外野を守ることはよくあることですし、外野手も少しの経験があれば内野を守るのも出来ないことはないと思います。しかし、捕手は経験者でないと務まりませんから。

そんなことから、1試合に2人若しくは3人の捕手キャッチャーが必要です。それは、2軍の試合でも同じこと。ですから、ケガなどで長期離脱した場合も考えて、1チーム最低7人はいないと成り立たいでしょう。

そう考えると、捕手の人材というのは貴重です。1軍のレギュラーは1人ですが、それ以外にも最低人数を確保しないといけません。

そういう背景もあり、捕手の選手寿命は長いと言われています。打つ、走るは二の次で、とにかく守れればいいという考えもあるでしょう。守るだけなら高齢でも出来ますからね。

それだけ、捕手というポジションは人材確保が大事です。そんなことからも、若い高校生の捕手は、どの球団も必要になってくるでしょう。星稜高校の山瀬選手もほしい球団は多いハズ。

中日、ソフトバンク、日本ハム以外の9球団が指名する可能性があると思います。また、球団別の捕手事情は次のようになっています。

広島

1軍には会沢、石原、磯村がいます。そして、2軍には中村奨成、坂倉将吾と二人の若い捕手がいます。そして、二人共、非常に有望株。

しかし、人数が7人しかいません。人数不足を補うためには高校生の捕手は必要でしょう。星稜高校の山瀬選手の獲得はあるかもしれません。

巨人

育成選手3人を含め、合計9人がいます。阿部選手以外は年齢的にも問題ないでしょう。しかし、育成選手を除くと6人。少し不安です。

また、星稜高校の山瀬慎之助選手は、ご両親が阿部慎之助選手の名前からつけた名前です。そんな縁があることから、巨人が指名すれば話題になるかも。

将来的に巨人の監督になるであろう阿部慎之助選手と山瀬慎之助選手。巨人の指名の可能性はあると思います。