2018年6月23日。
MBSラジオ「ベースボールパーク」を聴きました。
本日の試合は阪神vs広島でした。
試合には阪神の鳥谷選手もスタメン出場。
鳥谷選手といえば、昨年、名球会入りをしましたね。
そこで、改めて、名球会に入会するための基準はどうだったか?というのが気になったんです。
今回は、プロ野球の名球会の入会基準について書いてみたいと思います。
プロ野球の名球会の入会基準とは?
2018年現在、名球会の入会基準は次のようになっています。
①NPBの選手、または元選手
②昭和生まれ以降
③日米通算(NPBとMLBの合算)の数字で、200勝以上、250セーブ以上、2000安打以上のいづれかをクリア
です。
①と②は、けっこう有名なので、ご存知の方も多いかと思います。
しかし、②の昭和生まれ以降というのは知らない方も多いんではないでしょうか?
なので、大正生まれの川上哲治さん、別所毅彦さん、杉下茂さん達は名球会に入ってないんです!
これは、知りませんでした。
しかし、ちょっと違和感がありますね。
といっても、規定なのですから仕方ありませんが。
名球会の入会基準でホームランや投手の成績に見直しは必要か?
先程は入会基準を書きましたが、この基準の見直しが必要ではないか?とも言われています。
まず、一番見直しが必要になってくるのが投手の勝利数とセーブ数です。
2000年以降、野手の2000本安打達成者は29人出ています。
しかし、投手は7人しか出ていません。
そのうち、200勝達成者は4人、250セーブ達成者は3人です。
明らかに打者が有利になっています。
近年のプロ野球では、1年通して先発で活躍しても15勝がいいところです。
昔のように、登板数が多くありませんから、20勝、30勝は出来ません。
また、抑え投手に関しては選手寿命が短いので、250セーブはなかなか難しい数字だと思います。
これらのことから、投手の名球会入りは厳しい時代に。
明らかに見直しは必要でしょう。
見直し案としては、150勝、200セーブくらいがいいのでは?
また、もう一つ、名球会の条件にホームラン数が入っていないのも見直しが必要ではとも言われています。
例としては田淵幸一選手です。
田淵選手は474本もホームランを打っていますが、安打数は1532本しかありません。
よって、名球会には入ってないのです。
しかし、個人的な意見としては、ホームラン数は名球会の基準にすべきではないと思います。
やはり、安打数が多い方が強打者というイメージがあるんです。
賛否両論あるでしょうが、ホームラン数は関係なくていいのでは。
以上、2018年6月23日。
MBSラジオ「ベースボールパーク」を聴いて考えた事を書いてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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