JR西日本の佐藤直樹外野手。50メートル走が5秒台の俊足と、遠投120メートルの強肩が武器の好選手です。
打撃の方の評価はそこまで高くはありませんが、走力と肩の強さでドラフトでは上位指名の可能性もあります。
そんな佐藤選手ですが、ドラフトでは、どの球団が指名するでしょうか?その球団は、ズバリ阪神だと予想します。
理由としては、現状の阪神のチーム事情と右打ち、地元選手という3点です。
①阪神の現状の外野手事情
阪神は現状の外野のレギュラーは、レフト・福留、センター・近本、ライト・糸井の3人です。しかし、福留と糸井は高齢のためシーズンを通してのフル出場は無理です。そして、再来年以降は引退の可能性もあります。
また、近本選手は、今年、新人で大活躍しましたが来年は分かりません。2年目のジンクスというのもありますし。
そう考えると、外野手は阪神の緊急の補強ポイントです。2,3年後を考えて、整備しないといけません。
②佐藤直樹選手は右打ちなので有利
そして、佐藤選手が阪神とマッチするのは右打ちだということです。阪神は本拠地が甲子園。甲子園球場は浜風が吹くことによって、左の長距離打者には不利です。
しかし、佐藤選手は右打ち。甲子園では有利なのです。佐藤選手はパワフルな打撃が魅力なので、甲子園で一発を量産出来る選手になれるかも知れません。
そんな事からも、右打ちでパワフルな打撃が魅力の佐藤選手は阪神が欲しい選手になってきます。
③佐藤直樹選手は地元・兵庫県出身
また、佐藤直樹選手は阪神の地元である兵庫県出身です。そして、高校も兵庫県の報徳学園。やはり、地元の選手は入団後も人気は出ますからね。これも、有利な点だと思います。
これらの3点から、阪神タイガースが佐藤直樹選手を指名すると予想します。
ー追記ー
佐藤直樹選手はソフトバンクホークスからドラフト1位指名されました。
佐藤直樹選手は高校2年の時点では捕手、キャッチャーをやっていました。その後、外野手に転向しています。
社会人では外野手です。捕手はやっていません。
そして、佐藤直樹選手がプロでどこを守るのか?ですが。おそらく、そのまま外野手でしょう。
佐藤選手は強肩と俊足が売りの選手。ですから、広い球場でも関係なく守ることが出来るはず。センター、ライト、レフト、どのポジションもやっていけると思います。
佐藤直樹選手の出身高校です。高校は兵庫県の報徳学園。報徳学園は高校野球の名門校。甲子園にも何度も出場がありますし、優勝経験もあります。
しかし、残念ながら佐藤選手は甲子園出場はありません。これは意外です。兵庫県は激戦区ですから、仕方ないと言えば仕方ないですけれども・・・
また、報徳学園はプロ野球選手も多く輩出しています。主な選手は、次のようになっています。
松本匡史 外野手 右投げ両打ち 報徳学園高校→早稲田大学→読売ジャイアンツ(ドラフト5位・1977年~1987年)
金村義明 内野手 右投げ右打ち 報徳学園高校→近鉄バファローズ(ドラフト1位・1982年~1994年)→中日ドラゴンズ(1995年~1997年)→西武ライオンズ(1997年~1999年)
清水直行 投手 右投げ右打ち 報徳学園高校→日本大学→東芝府中→東芝→千葉ロッテマリーンズ(ドラフト2位・2000年~2009年)→横浜ベイスターズ/横浜DeNAベイスターズ(2010年~2012年)
岸田行倫 捕手 右投げ右打ち 報徳学園高校→大阪ガス→読売ジャイアンツ(ドラフト2位・2018年~)
小園海斗 内野手 右投げ左打ち 報徳学園高校→広島東洋カープ(ドラフト1位・2019年~)
です。現役では岸田選手と小園選手。古くは松本選手、金村選手。伝統校の歴史を感じさせられます。
佐藤直樹選手の出身大学です。佐藤選手は高校卒業後、社会人のJR西日本に入っています。ですので、大学には行っていません。
JR西日本の佐藤直樹選手について書いてみました。ドラフト会議では、どの球団に指名されるでしょうか?楽しみです。
ー追記ー
佐藤直樹選手はソフトバンクホークスにドラフト1位指名されました。