2019年9月30日。阪神タイガースが見事、クライマックスシリーズ進出を決めました。
シーズン最終戦での大逆転。ドラマチックな展開に衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか?
そして、気になるのが日本シリーズ。まだ、クライマックスシリーズを突破したわけではないので気が早いと思われますが・・・
シーズン終盤の6連勝は勢いもあり、そして、小刻みな投手陣の継投がハマった戦い方を見ていると、日本シリーズも夢ではない気がしてきました。
そこで、、今回は阪神タイガースが日本シリーズに出場した場合、先発ローテーションはどうなるのか?指名打者・DHは誰が打つのか?について予想してみたいと思います。
○先発は何人で回すか?
まず、阪神タイガースが日本シリーズに進出した場合、気になるのが先発ローテーションです。
これに関しては、人数を何人で回すか?というのが問題です。4人で回していくのと、5人で回していく2通り。
今年の阪神の場合は、後者の4人になると思います。というのも、今年の阪神は先発投手は若干弱いですが、中継ぎ・抑え投手は12球団一強力。当然、日本シリーズも強力な中継ぎ・抑え投手陣を全面に押し出した戦い方をしていくハズです。
特に、6連勝でクライマックスシリーズ進出を決めた6試合は中継ぎ・抑え投手陣がフル回転。日本シリーズでは同様に、先発は5回までを目安に、5回以降は継投で逃げ切る試合をするでしょう。
○先発ローテーション4人は誰になるか?
次に、4人の先発ローテは誰になるのか?です。まず、西、青柳、高橋遥人、の3人は確定でしょう。
本来なら、4人目はガルシアになるのですが、ガルシアは最終の6連勝中、中継ぎで奮闘。ロングリリーフも出来る中継ぎということで、チームを支えました。
もし、ガルシアの中継ぎ起用が無かったら、阪神のクライマックスシリーズ進出は無かったと言っても過言ではないと思います。それだけ、この起用はハマりました。日本シリーズでも継続するでしょうし、しないといけないと思います。
そうなってくると、残り1人の先発は誰になるのか?候補は望月、秋山、になって来ると思います。
若さで言えば望月、実績を考えれば秋山。実績がある秋山のほうが無難だとは思います。しかし、来季以降、望月を先発で起用していくなら、望月に経験を積ませるのも良いかも知れません。後は、対戦相手との相性とかも考慮して決めるのではないでしょうか。
そんな事から、4人の先発ローテ予想としては、西、青柳、高橋遥人、望月or秋山、としました。
次に、阪神タイガースが日本シリーズに進出した場合、気になるのがDH、指名打者を誰にするのか?です。セ・リーグは公式戦では通常、DHを採用していません。なので、日本シリーズでパ・リーグの本拠地で採用されるDHを上手く使えるかどうかは勝敗に大きく関わってくると思います。
また、今年の場合は第1戦、第2戦、第6戦、第7戦がパ・リーグの本拠地球場。7戦の内、4戦でDH、指名打者が採用されます。1試合多いのですね。この事からも、DH、指名打者の重要度は更に高くなります。
○DH、指名打者がない場合の阪神のスタメン予想
DH、指名打者がない場合の阪神のスタメンは次のように予想しました。
1番 センター 近本
2番 ショート 木浪
3番 レフト 福留
4番 ファースト マルテ
5番 セカンド 糸原
6番 サード 大山
7番 ライト 高山
8番 キャッチャー 梅野
9番 ピッチャー
この、スタメンの選手以外の選手で、DHの候補になりそうなのは次のようになってくると思います。
右打ち
北條、原口、上本、陽川、中谷
左打ち
鳥谷
こんな感じでしょうか。6人の候補の中で、鳥谷以外は全員右打者。そうなってくると、右投手が先発の場合、鳥谷のスタメンもあるかもですね。
また、この6人の中では、公式戦でのスタメンの出場が多かったのは北條でしょう。ですから、北條がスタメンでサード。大山がファーストに回って、マルテがDH。この可能性が一番高いと思います。
2019年の日本シリーズに阪神タイガースが出場した場合の先発ローテーションとDH、指名打者を予想してみました。
先発ローテは、西、青柳、高橋遥人、望月or秋山の4人
DH、指名打者はマルテ
でした。まだ、クライマックスシリーズも突破していませんし、日本シリーズに進出できるかどうかも分からない状況です。今後、阪神タイガースが日本シリーズに進出できることを願います。
ー追記ー
阪神タイガースはクライマックスシリーズで巨人に敗れ、2019年の日本シリーズに進出出来ませんでした。