初春の候。
普段の生活では、なかなか使わない言葉です。
私自身も、全く使ったことがありません(笑)
年賀状を頂いたときに書いてあったかな?という印象はありますが、それ以外は記憶がないです。
今回は、そんな時候の挨拶である「初春の候」について書いてみたいと思います。
初春の候の読み方は?
まず、「初春の候」の読み方です。
知らない人が読んだ場合、「しょしゅんのこう」もしくは、「はつはるのこう」と読んでしまうと思います。
私の場合は「しょしゅんのこう」と読んでしまいました。
そして、正解はどちらもOKなんです。
「しょしゅんのこう」「はつはるのこう」、どちらを使っても間違いではありません。
ですので、会議などで、大勢の人の前で、間違えて恥をかくという確率は少ないでしょう。
大体の人が、この2つのどちらかで読むでしょうから。
知らなかったとしても、知っていた風に言うことが出来ると思います。
初春の候の時期は何月?
次に、「初春の候」は何月の事なのか?です。
「春」という文字が入っているので、3月?4月?と思ってしまいがちですが、初春の候は「1月」の事です。
「初春」ですから、「お正月」「新年」ということになりますね。
日本語って、本当に難しいです。
勘違いしてしまう言葉が多いですよね。
初春の候の時期はいつまで使えるの?
次に、「初春の候」がいつまで使えるか?です。
「初春の候」は「お正月」の時期に使う言葉ですから、1月頭から中旬にかけて使います。
それにしても、「時候の挨拶」って、使える時期が短いですね。
「初春の候」は1月頭から中旬、「師走の候」は12月頭から中旬です。
どちらも、時期が非常に短い。
というのも、各月ごとに、時候の挨拶は5つくらいはありますから。
そんなに多いと、各それぞれが使う時期が短くなってくるのも当然といえば当然ですが・・・
覚えるだけでも大変ですよね。
初春の候を使った例文は?
最後に、「初春の候」を使った例文です。
次のようなものがあります。
○初春の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。今年は例年にない寒さとのことですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
です。
こんな難しい文章を、何も見ないで書ける人っているんでしょうか?
これを普通に書ける人は、なかなかいないんではないでしょうか?
まとめ
初春の候について書いてみました。
読み方は「しょしゅんのこう」「はつはるのこう」どちらでもOK。
使える時期は、1月頭から中旬にかけて。
でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。