PR

阪神 岡田監督が来季構想で明言した2023年「固定」する事まとめ

記事内に広告が含まれています。


阪神タイガースの2023年の監督が岡田彰布さんに決まりました。

 

岡田監督は来季2023年の構想について語り、その中で多く使われているのが「固定」という言葉です。

 

今回は、2022年10月現在で、岡田監督が「固定」すると言った事をまとめてみたいと思います。

Sponsored Link



 

岡田彰布監督が明言した「固定」する事(2022年10月現在)

①ファースト・大山、サード・佐藤輝明

岡田監督が就任して一番最初に明言した「固定」が、この「ファースト・大山、サード・佐藤輝明」です。

 

更に、大山選手と佐藤輝明選手に対しては「代走も出さない」とも言っています。

 

大山選手と佐藤輝明選手の今季、2022年の守備位置・ポジションは次のようになっています。

 

大山の2022年の守備位置ポジション

ファースト(一塁) 100試合

サード(三塁) 7試合

レフト(左翼) 36試合

ライト(右翼) 4試合

 

 佐藤輝明の2022年の守備位置・ポジション

セカンド(二塁) 1試合

サード(三塁) 73試合

外野手 115試合

 

大山選手は基本はファーストを守りましたが、レフトも36試合、ライトも4試合。

 

佐藤輝明選手は基本はライトを守りましたが、サードも73試合、セカンドも1試合守りました。

 

確かに、ここ数年の阪神は失策数が5年連続リーグワースト。

 

それが非常に問題となっています。

 

原因は「守備位置を固定しない」というのが挙げられ、それを岡田監督も考えての「固定」という発言だと思われます。

 

➁キャッチャーは梅野

次に、岡田監督が明言した「固定」は「キャッチャー・梅野」です。

 

インタビュアーであるアナウンサーから「捕手はどうしますか?」と聞かれ、「梅野で行く」と即答していました。

 

間髪入れず即座に返答していましたので、開幕スタメンも当然梅野で行き、余程の事が無い限り梅野を軸に戦っていくのではないかと思われます。

 

2022年の阪神捕手陣の出場試合数

梅野 100試合 スタメン80試合 捕手出場98試合

坂本 60試合 スタメン50試合 捕手出場59試合

長坂 27試合 スタメン13試合 捕手出場25試合

片山 2試合 スタメン0試合 捕手出場2試合

栄枝 1試合 スタメン0試合 捕手出場0試合

 

2022年の今季は梅野選手と坂本選手の併用のような感じでしたが、来季は梅野選手がメインでやっていくでしょう。

 

③二遊間はシーズンの80%は動かさない

岡田監督は「二遊間はシーズンの80%は動かさない」という「固定」も明言しています。

 

そして、「ショートはショートの専門職、セカンドはセカンドの専門職で、コンビなんで」とも言っています。

 

この発言から二遊間の守備力を重視している事が分かります。

 

一度、ショート・セカンドを決めてしまえば、基本的にショートの選手はショートだけ、セカンドの選手はセカンドだけしか守らないという事も伺えます。

 

また、11月の秋のキャンプで二遊間は絞りたいとも発言し、更に、1軍の二遊間の枠は合計4人とも明言。

 

ショートもセカンドも、それぞれレギュラーが1人で、控えが1人づつ。

 

おそらく、そんな感じになるのではないでしょうか。

 

それを11月の秋季キャンプで決めるようです。

 

2022年の阪神のセカンド守備出場試合数

糸原 63試合

山本 59試合

植田 39試合

小幡 36試合

木浪 24試合

熊谷 19試合

高寺 7試合

北條 1試合

佐藤輝明 1試合

 

2022年の阪神のショート守備出場試合数

中野 135試合

木浪 7試合

山本 5試合

小幡 1試合

植田 1試合

 

更に、岡田監督は今季のショートのレギュラーである中野選手の肩の弱さを指摘。

 

中野選手は肩が弱く守備位置が前になるので、必然的に守備範囲が狭くなってしまい「それでは投手がかわいそう」と発言。

 

代わりに、強肩で守備力の高い小幡選手をショートで起用したい意向があるようです。

 

そうなれば、中野選手のセカンドへのコンバートもあるかもしれません。

 

他の候補としては、セカンドが糸原選手、山本選手、高寺選手、日本ハムから移籍の渡辺選手、ショートは木浪選手等がいます。

 

本当に、この二遊間争いはどうなるのかが非常に注目されますし、楽しみで仕方ありません。

Sponsored Link



 

④センター・近本

「センター・近本」という「固定」も明言しています。

 

「センター・近本」に関しては、矢野監督もそうでしたし、岡田監督でなくても誰が監督でもそうなるでしょう。

 

⑤1番・近本

「1番・近本」という「固定」も明言しています。

 

阪神の2022年の1番バッターは、中野(72試合)、近本(48試合)、島田(22試合)、山本(1試合)。

 

中野選手が一番多く1番を打ちました。

 

しかし、岡田監督は中野選手の出塁率が低い事を問題視しているんです。

 

中野選手の1番での出塁率が.312(打順関係なしでの出塁率.301)。

 

近本選手の1番での出塁率が.346(打順関係なし出塁率.352)。

 

中野選手より近本選手の方が出塁率が高い事を重視し、「1番・近本」を「固定」する事を明言しました。

 

⑥大山&佐藤輝明はクリーンアップ

また、「大山&佐藤輝明はクリーンアップ」と明言しています。

 

どちらが4番を打つのか?という事までは明言していませんが、大山&佐藤輝明は3・4・5番を打つ。

 

残り1人は新外国人選手が打つのが濃厚だと思われます。

 

追記:⑦木浪はショート


11月5日、安芸の秋季キャンプで岡田監督は「木浪はショートで固定する」と明言しました。

 

岡田監督は木浪選手が肩が強いというのを発見。

 

強肩を生かして、ショートのレギュラー争いに参戦させる事になりました。

 

これにより、岡田監督の意向で10月に行われていた「みやざきフェニックスリーグ」からずっとショートを守っている小幡選手と木浪選手が実質的にショートのレギュラー争いをする事になりました。

 

また、小幡選手と木浪選手がショートのレギュラー争いをする事になり、今季レギュラーだった中野選手の「セカンドコンバート」は現実味を帯びて来たと思われます。

 

追記:⑧前川はライト

11月7日、岡田監督は前川選手の「ライト固定」を明言しました。

 

安芸での秋季練習でレフトを守る前川選手に対し、岡田監督は肩が弱いと認識。

 

岡田監督は前川選手は左投げなので、左翼線の打球に対する返球は反対向きになってしまう為、肩が弱いと不利だと説明。

 

左投げは右翼線の打球を捕球し送球する際に反対向きにならないから、スムーズに投げられると言いました。

 

という事で、今後、前川選手はライトの守備に専念する事になりました。

 

まとめ


岡田彰布監督が明言した2023年に「固定」する事をまとめてみました。

 

全体的に見ると、二遊間、捕手、センターと「センターラインの強化」を目指しているんだなという風に感じました。

 

そして、前任の矢野監督とは違い、色んな「固定」をするんだなと思いました。

 

確かに、前回の岡田監督の阪神監督時代(2004年~2008年)も「固定」はしていましたからね。

 

このやり方で、阪神は強くなるのか?が本当に楽しみです。

 

また、この記事は2022年10月現在の岡田監督の「固定」する事ですので、今後、新しい「固定」が出てきたら随時追記したいと思います。

 

また、岡田監督については、

 

岡田彰布の出身高校・大学はどこ?ドラフト順位と過去成績等

 

にも書いていますので、良かったら見てください。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

Sponsored Link



 

タイトルとURLをコピーしました