ソフトバンク 福田秀平のFA移籍先を予想！人的補償や過去成績も

ソフトバンクホークスの福田秀平外野手がFA宣言しました。福田選手は走攻守三拍子揃った外野手。選手層の厚いソフトバンクではレギュラーにはなれませんでしたが、他球団ではレギュラーを取れるかも知れない実力の持ち主です。

また、福田選手は元々は内野手ですので、ファーストやセカンドも守れ、起用の幅が広い選手。そして、年俸も安く、獲得する側の球団も獲得しやすい選手。そんな事からも、早くも争奪戦が始まっています。今回は福田秀平選手のFAの移籍先球団を予想してみたいと思います。

福田秀平選手の年度別過去成績は次のようになっています。

数字的に、ものすごく素晴らしいという選手ではありません。しかし、昨年から今季にかけて、確実に打撃力は向上しています。打率もホームラン数も。

また、特筆すべきは盗塁。数字は多くありませんが、今季、山田哲人選手に抜かれるまで「32連続盗塁成功の日本記録」を持っていました。盗塁成功率が高い選手であると言えます。

福田秀平選手の獲得に動く球団を球団ごとに予想してみます。

ソフトバンクの関係者は「福田はお金で選ぶなら残留、出場機会を求めるなら移籍」と言っています。ということは、ソフトバンクは他球団に負けない条件を提示しているはず。それでもFA宣言したという事は「ソフトバンク残留はない。出場機会を求めて他球団移籍」という考えが強いでしょう。

先程、球団別に福田選手獲得の可能性を見てみました。巨人、DeNA、中日、ヤクルト、西武、オリックスが獲得に動くのでは？と予想しました。

この中では、出場機会という点を考えると、巨人はないでしょう。巨人は選手層が厚いですし、福田はレギュラーになれないかも知れません。

逆に、出場機会だけで言えば、オリックスが一番でしょう。福田がレギュラーになる可能性は高いと思います。

ただ、西武の渡辺久信GMが「一番必要としている球団に行くべき。一番必要としている球団はうち」と言っています。秋山の後釜として考えています。この発言からすると、西武でのレギュラー取りも現実的かも知れません。

以上の事を考えると、福田選手が選びそうな球団はオリックス、西武だと思います。そして、この二つだと、オリックスではないでしょうか？理由はオリックスの方が打線が弱いからです。

西武は今季、浅村選手が抜けましたが、それを感じさせない強力打線でした。秋山選手が抜けても、若い選手が出てくる球団です。そう考えると、福田選手が打てなくなった場合、出場機会が減るかもしれません。

しかし、西武に比べてオリックスは打線が弱いです。福田選手が多少打てなくても、代わりの選手は西武に比べていないはず。

そんな事から、福田選手は最終的にオリックスにFA移籍すると予想します。

ー追記ー

福田秀平選手のFAでの千葉ロッテ移籍が決定しました。

また、福田秀平選手がFA移籍した場合、人的補償は必要か？です。これは、必要ありません。福田選手の今季の年俸は3,600万円。補償が必要な年俸の上位10人には入っておらず、Cランクの選手です。

年俸の上位１～３位まではAランク。４～10位まではBランクになります。Aランク、Bランクの選手は人的補償が発生しますが、Cランクの選手は発生しません。

人的補償が発生しないのも、獲得する球団からすれば有り難いです。選手を獲られないのですからね。人的補償がないというのも、福田選手の争奪戦を加熱させている理由になっています。

FA宣言をしたソフトバンクの福田秀平選手について書いてみました。果たして、福田選手はどの球団に移籍するのでしょうか？注目されます。