プロ野球の全試合完全中継を売りにしている「DAZN」。2018年の昨年は巨人以外の11球団が入っていました。しかし、2019年、今年は巨人が入りましたが、ヤクルトと広島が撤退。どうしてなんでしょうか?ヤクルトと広島が撤退した理由について書いてみたいと思います。
DAZNをヤクルトが撤退した理由は巨人の放映権料がヤクルトよりケタ違いに高額だった為
まず、ヤクルトがDAZNを撤退した理由。それは、巨人の放映権料がヤクルトよりもケタ違いに高額だった為です。巨人の放映権料は30億円近く。それに対し、ヤクルトは3億円程度。ほぼ、10倍の金額の差があったんです!
それは、ヤクルトも怒るでしょう。10倍も違うんですからね。順位だけで言えば、2018年はヤクルトが2位で巨人が3位。ヤクルトのほうが上なのに。人気面では巨人が上かもしれませんが、それでも、10倍という金額の違いは、あまりにも差がありすぎると思います。
2019年はヤクルトはDAZNに入りませんでしたが、2020年以降はどうなるんでしょうか?金額の上積みはあるんでしょうか?気になるところですね。
DAZNを広島が撤退した理由は松田オーナーが地元の民放局を優遇しているため
また、広島もDAZNを撤退しましたが、その理由はヤクルトとは異なります。広島の場合は地元の民放局を優先させたいからなんです。
それは、そうですよね。他の媒体で同じ試合を放送されると、単純に視聴率は下がるわけですから。広島は松田オーナーが、それを優先させたそうです。松田オーナーは地元の民放局とつながりが深いのでしょう。
そして、気になるのは、広島の放映権料です。巨人が30億。ヤクルトが3億。広島はどのくらいだったんでしょうか?
推測ですが、広島はセ・リーグ3連覇中のチーム。ヤクルトよりは多いでしょう。しかし、巨人ほどは無いのでは?
仮に、広島が巨人ほどの高額な放映権料をもらっていたら、DAZNを撤退していなかったかもしれませんね。撤退するというくらいですから、巨人以下だったのは間違いないでしょう。
終わりに
DAZNをヤクルトと広島が撤退した理由を書いてみました。
ヤクルトは巨人の高額な放映権料が気に入らなかった
広島は地元の民放局を優先させるため
でした。そして、2020年以降、DAZN側としては、12球団全ての放映権を持ちたいハズです。しかし、それは達成できるのか?興味があるところです。