履正社高校、井上広大選手。先日行われた夏の甲子園では、4番バッターとして、履正社高校の初の日本一に貢献しました。今回は履正社高校の井上広大選手について書いてみたいと思います。
履正社高校の井上広大選手。先日、プロ志望届を提出し、ドラフトでの指名を待つ事になりました。
甲子園優勝チームの4番打者。高校通算49本塁打(夏の甲子園終了時点)の長打力、パワーが魅力の選手です。
しかし、現時点でドラフトで井上選手をリストアップしている球団は阪神、中日、ヤクルト、楽天くらいであると言われています。
そして、3位以内の上位指名の可能性があるのは阪神だけ。他の球団は4位以下の下位指名となっています。
原因は走力と守備力。パワフルな打撃は魅力ですが、足が遅い。そして、守備位置は外野しか守れないこと。
そういった理由から、入団後の活躍が厳しいのではと思われ、評価が高くないのです。
ただ、地元である阪神は上位候補にリストアップ。阪神は外野のレギュラーである糸井、福留が高齢化。センターには新人の近本が入団しましたが、まだ、層は薄いです。
そして、阪神の本拠地である甲子園は浜風の影響で左バッターの長距離砲にとっては不利な球場。しかし、右の長距離砲は浜風の影響は少ないです。
そういう阪神のチームの現状と右の長距離砲であるということ。井上選手はニーズに合う選手なんでしょう。
そして、なんと言っても、甲子園の優勝チームの4番バッター。甲子園を本拠地とするチームにとっては人気面でのプラス面もあるでしょう。
そういった事からも、阪神が井上選手を3位以内で指名する可能性はあると思います。
ー追記ー
履正社高校の井上広大選手が阪神タイガースにドラフト2位指名されました。
次に、履正社高校の井上広大選手の守備位置、どこが守れるか?です。先程も少し書きましたが、井上選手は外野手で、高校では内野手をやっていませんでした。そして、足が速くないということもあり、外野の中でもセンターは厳しいです。
仮に、阪神に入団することになれば、広い球場である甲子園でセンターを守るのは難しいでしょう。ライト、もしくはレフトになると思われます。
ただ、井上選手は肩は強いです。ライトは3塁送球もあるので、ある程度、肩は強くないといけません。それはクリア出来るのでライトは大丈夫でしょう。そして、レフトも。
後、井上選手がプロに入った場合、パ・リーグならDH、指名打者という起用法もあります。あくまでパ・リーグに入った場合ですが、そういう生き方もあるでしょう。
ということで、井上選手のプロでの起用法はライトもしくはレフト、DHになってくると思います。
また、甲子園終了後、U18の世界大会が行われましたが、そこには、井上選手は選ばれませんでした。甲子園の優勝チームから誰も選出がなかったというのが話題になりました。
その理由として、やはり、井上選手のポジション、守備位置があったみたいですね。井上選手は本職はライト。しかし、センターはちょっと厳しいです。
今回の選出では、「複数のポジションを守れる選手」というのがあったみたいですね。しかし、井上選手はセンターは厳しいし、ライトぐらいしか守れない。そういったことからの選出漏れだったようです。
最後に、井上選手の身長と体重です。身長は187cm。体重は94kg。ものすごく立派な体格です。プロでも、十分やっていける体の大きさでしょう。
プロに入ると、更に体を強くしないといけませんが、身長に関しては持って生まれた素質によるところが大きいですから。ご両親には感謝でしょう。
また、仮に体重が100㌔超えになると、日本人離れ、外国人選手並みの体格になります。この体の大きさですから、プロでの伸びしろは大きいと思います。
ドラフト2位の井上広大選手は代打で登場して2点適時二塁打‼️矢野監督の前で結果を残しました。#阪神 #タイガース #井上広大 #履正社 #プロアマ交流戦 #大商大 pic.twitter.com/1e08zyEMg3
— 極トラ・プレミアム(日刊スポーツ) (@NikkanNaruohama) March 5, 2020
履正社高校の井上広大選手について書いてみました。ドラフトではどこに指名されるのかが非常に注目。そして、プロでは、どんな選手になってくれるのか期待したいです。
ー追記ー
2019年10月17日。井上選手は阪神タイガースにドラフト2位で指名されました。