2018年10月11日。
阪神タイガースの金本知憲監督が辞任を発表しました。
「続投」が一変して「辞任」。
この発表について、思ったことを書いてみたいと思います。
金本知憲監督(阪神)の辞任について思うこと
本当に急転直下の辞任発表でした。
つい、2,3日前までは球団も金本監督の続投を発表していましたし。
契約が、あと2年残っていることからも、続投は決定なのかと思っていました。
しかし、この日の金本監督の辞任発表。
かなりの衝撃を受けました。
しかし、個人的には「金本監督は自分から辞めるのではないかな?」という思いもあったんです。
もし、監督が辞めるなら、金本監督が自ら辞めると言うしかないと・・・
思った通り、金本監督は自ら辞意を表明。
「やっぱりか」という風に思いました。
この辞任については、私は当然であり、勝負の世界においては仕方のないことだと思います。
最下位という結果に終わってしまった責任は、やはり現場のトップである監督が取らないといけません。
しかも、17年ぶりの最下位。
ここ最近は弱小球団ではなくなっていた阪神を久しぶりの最下位にしてしまった責任は重いです。
そういう意味でも、辞任は仕方のないことではないでしょうか。
金本監督も、辞任を決めたのは「最下位が決定した時」と言っています。
監督も「最下位」という重さを分かった上での判断だったのでしょう。
また、今オフのタイミングも悪かったですね。
タイミングというのは「他球団の監督の辞任」です。
オリックス・福良監督、巨人・高橋監督、中日・森監督が退任。
Bクラスで続投するのはDeNAのラミレス監督だけ。
ロッテの井口監督は1年目ですし、梨田監督はシーズン途中で休養し来季からは平石監督代行が監督になります。
そんな中、最下位の金本監督が3年やっての続投はいかにも不自然。
こんな流れで、来季も監督をやるのは非常に辛いでしょう。
なので、金本監督の辞任は良かったと思います。
選手時代は、数々の記録を作り「名選手」であった金本監督。
しかし、監督としては1年目が4位、2年目が2位、3年目が最下位。
結果を残すことが出来ませんでした。
本人も言っていた通り、阪神監督の3年間は「しんどかった」ことでしょう。
人気球団ゆえのプレッシャーも相当なものだったことでしょう。
こんな辞め方をしてしまったので、プロ野球の監督をやることは、もうないかもしれません。
しかし、偉大な選手であったことは間違いありません。
ゆっくり休んでください。
そして、また、野球に携わる仕事で頑張ってほしいです。