JX-ENEOSの藤井聖投手。
今秋、2020年のドラフト上位候補である左腕投手です。
藤井聖投手について書いてみます。
JX-ENEOS 藤井聖の出身地
ENEOS・藤井聖 新フォームで巨人斬り1回完全 最速150キロ左腕に5球団が熱視線 – スポーツニッポン新聞社 https://t.co/SnQWEDV7d4 pic.twitter.com/q4LG37vniR
— 読売ジャイアンツNews (@giants_News24) June 30, 2020
藤井聖投手の出身地は神奈川県海老名市です。
小学校3年生の時に海老名フレンズで軟式野球を始めました。
JX-ENEOS 藤井聖の出身中学校
【週刊グランドスラム57】プロも注目する左腕・藤井 聖が名門・ENEOS復活の原動力になるhttps://t.co/PSne35gAgu
— すみ (@sumi1050) August 21, 2020
藤井聖投手の出身中学校は神奈川県の海老名市立大谷中学校です。
中学校時代は瀬谷リトルシニアに所属し、硬式野球をやっていました。
また、中学校時代のポジションは外野手でした。
JX-ENEOS 藤井聖の出身高校
藤井聖投手の出身高校は静岡県の富士市立高校です。
中学校時代の外野手でしたが、高校進学後に投手に転向しました。
また、富士市立高校は静岡県では強豪校ですが、甲子園出場は全くありません。
ということで、藤井投手も甲子園には出場していません。
しかし、富士市立高校出身のプロ野球選手は2人います。
次のような選手がいます。
加藤初 投手 右投げ右打ち 静岡・富士市立吉原商業高校→亜細亜大学→大昭和製紙→西鉄ライオンズ/太平洋クラブライオンズ・ドラフト外(1972年~1975年)→読売ジャイアンツ(1976年~1990年)
武藤潤一郎 右投げ右打ち 静岡・富士市立吉原商業高校→専修大学→プリンスホテル→千葉ロッテマリーンズ・ドラフト1位(1993年~2001年)→日本ハムファイターズ(2002年~2003年)→西武ライオンズ(2004年)
富士市立高校が富士市立吉原商業高校だった時代に加藤初投手と武藤潤一郎投手がプロ野球選手になりました。
藤井投手がプロ野球選手になれば、久しぶりのプロ野球選手という事になります。
JX-ENEOS 藤井聖の出身大学
藤井聖投手の出身大学は東洋大学です。
東洋大学は大学野球も名門。
毎年毎年、指名されない年はないのでは?と思うくらいプロ野球選手を輩出しています。
主な選手は次のようになっています。
松沼博久 投手 右投げ左打ち 茨城・取手二高校→東洋大学→東京ガス→西武ライオンズ・ドラフト外(1979年~1990年)
落合博満 内野手 右投げ右打ち 秋田・秋田工業高校→東洋大学(中退)→東芝府中→ロッテオリオンズ・ドラフト3位(1979年~1986年)→中日ドラゴンズ(1987年~1993年)→読売ジャイアンツ(1994年~1996年)→日本ハムファイターズ(1997年~1998年)
達川光男 捕手 右投げ右打ち 広島・広島商業高校→東洋大学→広島東洋カープ・ドラフト4位(1978年~1992年)
松沼雅之 投手 右投げ右打ち 茨城・取手二高校→東洋大学→西武ライオンズ・ドラフト外(1979年~1989年)
大野久 外野手 右投げ両打ち 茨城・取手二高校→東洋大学→日産自動車→阪神タイガース・ドラフト5位(1985年~1990年)→福岡ダイエーホークス(1991年~1994年)→中日ドラゴンズ(1995年)
仁村徹 内野手 右投げ右打ち 埼玉・上尾高校→東洋大学→中日ドラゴンズ・ドラフト2位(1984年~1995年)→千葉ロッテマリーンズ(1996年~1997年)
山下徳人 内・外野手 右投げ左打ち 和歌山・箕島高校→東洋大学→ロッテオリオンズ/千葉ロッテマリーンズ・ドラフト4位(1988年~1998年)
桧山進次郎 外野手 右投げ左打ち 京都・平安高校→東洋大学→阪神タイガース・ドラフト4位(1992年~2013年)
塩崎真 内野手 右投げ右打ち 熊本・熊本工業高校→東洋大学(中退)→新日本製鐵広畑→オリックスブルーウェーブ/オリックスバファローズ(1997年~2010年)
清水隆行 外野手 右投げ左打ち 埼玉・浦和学院高校→東洋大学→読売ジャイアンツ・ドラフト3位(1996年~2008年)→埼玉西武ライオンズ(2009年)
今岡誠 内野手 右投げ右打ち 大阪・PL学園高校→東洋大学→阪神タイガース・ドラフト1位(1997年~2009年)→千葉ロッテマリーンズ(2010年~2012年)
福原忍 投手 右投げ右打ち 広島・広陵高校→東洋大学→阪神タイガース・ドラフト3位(1999年~2016年)
清田育宏 外野手 右投げ右打ち 千葉・柏市立柏高校→東洋大学→NTT東日本→千葉ロッテマリーンズ・ドラフト4位(2010年~)
大野奨太 捕手 右投げ右打ち 岐阜・岐阜総合学園高校→東洋大学→北海道日本ハムファイターズ・ドラフト1位(2009年~2017年)→中日ドラゴンズ(2018年~)
藤岡貴裕 投手 左投げ左打ち 群馬・桐生第一高校→東洋大学→千葉ロッテマリーンズ・ドラフト1位(2012年~2018年)→北海道日本ハムファイターズ(2018年~2019年)→読売ジャイアンツ(2019年~)
鈴木大地 内野手 右投げ左打ち 神奈川・桐蔭学園高校→東洋大学→千葉ロッテマリーンズ・ドラフト3位(2012年~2019年)→東北楽天ゴールデンイーグルス(2020年~)
原樹理 投手 右投げ右打ち 兵庫・東洋大姫路高校→東洋大学→東京ヤクルトスワローズ・ドラフト1位(2016年~)
中川圭太 内野手 右投げ右打ち 大阪・PL学園高校→東洋大学→オリックスバファローズ・ドラフト7位(2019年~)
上茶谷大河 投手 右投げ右打ち 京都・京都学園高校→東洋大学→横浜DeNAベイスターズ・ドラフト1位(2019年~)
梅津晃大 投手 右投げ右打ち 宮城・仙台育英高校→東洋大学→中日ドラゴンズ・ドラフト2位(2019年~)
甲斐野央 投手 右投げ左打ち 兵庫・東洋大姫路高校→東洋大学→福岡ソフトバンクホークス・ドラフト1位(2019年~)
佐藤都志也 捕手 右投げ左打ち 福島・聖光学院高校→東洋大学→千葉ロッテマリーンズ・ドラフト2位(2020年~)
東洋大学は歴史のある伝統校で、古くからプロ野球選手が多いです。
そして、近年も続々とプロ野球に選手が入団。
今後も、もっと増えていくことでしょう。
藤井聖投手の先輩であるJX-ENEOS出身のプロ野球選手
令和2年6月27日
JR東日本 対 ENEOS
オープン戦
藤井 聖 投手 富士市立高ー東洋大学
ーENEOS
試合前のキャッチボールシーンです!#ENEOS pic.twitter.com/fy2oPRZU1a— まおきち (@mao20010101maom) June 27, 2020
藤井聖投手が在籍しているJX-ENEOS出身のプロ野球選手は多いです。
主な選手は次のようになっています。
藤田元司 投手 右投げ右打ち 愛媛・新居浜中学校→愛媛・西条北高校→慶應義塾大学→日本石油→読売ジャイアンツ(1957年~1964年)
平松政次 投手 右投げ右打ち 岡山・岡山東商業高校→日本石油→大洋ホエールズ/横浜大洋ホエールズ・第2次ドラフト2位(1967年~1984年)
若井基安 内・外野手 右投げ左打ち 大阪・PL学園高校→法政大学→日本石油→南海ホークス/福岡ダイエーホークス・ドラフト2位(1988年~1999年)
荒井幸雄 外野手 左投げ左打ち 神奈川・横浜市立横浜商業高校→日本石油→ヤクルトスワローズ・ドラフト2位(1986年~1995年)→近鉄バファローズ(1996年~1997年)→横浜ベイスターズ(1998年~2000年)
五十嵐章人 内・外野手 右投げ左打ち 群馬・前橋商業高校→日本石油→ロッテオリオンズ/千葉ロッテマリーンズ・ドラフト3位(1991年~1997年)→オリックスブルーウェーブ(1998年~2001年)→大阪近鉄バファローズ(2002年~2003年)
久慈照嘉 内野手 右投げ左打ち 山梨・東海大甲府高校→日本石油→阪神タイガース・ドラフト2位(1992年~1997年)→中日ドラゴンズ(1998年~2002年)→阪神タイガース(2003年~2005年)
川村丈夫 投手 右投げ右打ち 神奈川・厚木高校→立教大学→日本石油→横浜ベイスターズ・ドラフト1位(1997年~2008年)
屋宜照悟 投手 右投げ左打ち 沖縄・中部商業高校→国士舘大学→JX-ENEOS→北海道日本ハムファイターズ・ドラフト6位(2013年~2017年)→東京ヤクルトスワローズ(2017年~2019年)
三上朋也 投手 右投げ右打ち 岐阜・県立岐阜商業高校→法政大学→JX-ENEOS→横浜DeNAベイスターズ・ドラフト4位(2014年~)
井領雅貴 外野手 右投げ左打ち 神奈川・桐蔭学園高校→JX-ENEOS→中日ドラゴンズ・ドラフト6位(2015年~)
嘉弥真新也 投手 左投げ左打ち 沖縄・八重山農林高校→ビッグ開発ベースボールクラブ→JX-ENEOS→福岡ソフトバンクホークス・ドラフト5位(2012年~)
石川駿 内野手 右投げ右打ち 滋賀・北大津高校→明治大学→JX-ENEOS→中日ドラゴンズ・ドラフト4位(2015年~)
高梨雄平 投手 左投げ左打ち 埼玉・川越東高校→早稲田大学→JX-ENEOS→東北楽天ゴールデンイーグルス・ドラフト9位(2017年~2020年)→読売ジャイアンツ(2020年~)
糸原健斗 内野手 右投げ左打ち 島根・開星高校→明治大学→JX-ENEOS→阪神タイガース・ドラフト5位(2017年~)
塩見康隆 外野手 右投げ右打ち 神奈川・武相高校→帝京大学→JX-ENEOS→東京ヤクルトスワローズ・ドラフト4位(2018年~)
若林晃弘 内野手 右投げ両打ち 神奈川・桐蔭学園高校→法政大学→JX-ENEOS→読売ジャイアンツ・ドラフト6位(2018年~)
齋藤俊介 投手 右投げ右打ち 千葉・成田高校→立教大学→JX-ENEOS→横浜DeNAベイスターズ・ドラフト4位(2018年~)
左澤優 投手 左投げ左打ち 神奈川・横浜隼人高校→横浜商科大学→JX-ENEOS→オリックスバファローズ・ドラフト6位(2019年~)
鈴木健矢 投手 右投げ左打ち 千葉・木更津総合高校→JX-ENEOS→北海道日本ハムファイターズ・ドラフト4位(2020年~)
JX-ENEOSは昔は日本石油でした。
本当に昔の選手から、現役選手まで。
歴史のある社会人チームです。
近年では、嘉弥真新也投手や高梨雄平投手のように、左投手の活躍も目立ちます。
そんな事からも、同じ左腕である藤井投手にも期待出来るのではないでしょうか。
JX-ENEOS 藤井聖のプロのスカウトの評価・コメント
大学時代は甲斐野央(SB)ら東洋三羽鳥の陰に隠れるも、社会人入社後はプロ注目の左腕に成長した火の玉直球・藤井聖(JX-ENEOS)。左腕から繰り出す最速150㎞の直球は抜群の切れ味を誇り、奪三振の山を築く。日本代表にも選出され、プロで活躍する同期達と肩を並べる日は遠くない! pic.twitter.com/ve3XMLA2kB
— 富山の高校野球 (@nozomilabu) June 14, 2020
2020年6月
ヤクルト・斉藤スカウト「やはり左腕で150キロ出せるのはすごい魅力。調子も戻ってきたようだし、順調に行けば上位候補でしょう」
2020年7月
巨人・円谷スカウト「バランス良く投げられていた」
2020年7月
阪神・吉野スカウト「復帰したばかり。これから楽しみ」
ヤクルトの斉藤スカウトも言っていますが、150キロ左腕である藤井投手。
左投手の150キロは貴重な存在であることが分かります。
そんな事からも、藤井投手の評価が高くなっているのでしょう。
JX-ENEOS 藤井聖の守備位置・ポジションの遍歴
2019年 10月4日
ENEOSとどろきGJX-ENEOS
藤井 聖(東洋大) pic.twitter.com/71280RdnIm— Yです⚾️ (@kngw_baseball) May 15, 2020
藤井投手の守備位置・ポジションの遍歴です。
藤井投手は小学校時代に軟式野球をやっていましたが、小学校時代のポジションは明らかになっていません。
しかし、中学校時代は硬式野球をやっており外野手。
そして、高校、大学、社会人と投手をやっています。
打力が特別に高いという話は出ていませんので、プロ入り後、投手として大成しなかった場合でも野手に転向する可能性は低いと思われます。
JX-ENEOS 藤井聖のプロフィール
【#2020ドラフト】
注目選手クローズアップ 藤井聖(JX-ENEOS・投手)「4人目」を目指す150キロ左腕の使命「個々が負けず嫌い。彼らの存在があったからこそ、成長できた」#社会人野球 #ドラフト #藤井聖https://t.co/lyCR7J4YC1
— 週刊ベースボールONLINE (@BaseBallMOnline) May 13, 2020
生年月日 1996年10月3日
年齢 23歳(2020年8月現在)
出身地 神奈川県
身長 176cm
体重 80kg
左投げ左打ち
ポジション 投手
静岡・富士市立高校→東洋大学→JX-ENEOS
まとめ
2020年のドラフトで社会人NO.1左腕と評されるのは、同期を猛追する藤井 聖(JX-ENEOS)だ#社会人野球 #ドラフトhttps://t.co/TbdtACCvtk
— スポーツナビ 野球編集部 (@sn_baseball_jp) April 21, 2020
JX-ENEOSの藤井聖投手について書きました。
球速が150キロ超の貴重な左腕投手である藤井投手。
ドラフトでは上位指名が有力視されます。
何処の球団に指名されるのか非常に楽しみです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。